同じ夢を見よう。

嵐さんのことを拙い文章で綴っていきます

嵐という奇跡

with12月号のこの言葉がとても素敵で拝借することにした。

また私自身嵐が奇跡であることを実感したから。

 

そのニュースが入ってきたのは一週間前のことだった。

翔くんがスペシャルサポーターを務めるラグビーW杯2019の日本テレビ系イメージソングを嵐が務めることになった。そしてその『BRAVE』を11月3日、つまり今日行われる日本vsニュージーランド戦の中継内で披露する。

バレーボールW杯のイメージキャラクターとして集められ結成した『嵐』がバレーボールW杯のイメージソングであるデビュー曲『A・RA・SHI』をリリースした19年後の同じ日、当時と変わらず5人でラグビーW杯ののイメージソングを披露する。

そしてA・RA・SHIですでに書かれているラップを歌っていた翔くん自身が書き下ろしたラップ詞もBRAVEには含まれているそうだ。

ラグビーの試合の日程なんて嵐はもちろんジャニーズ事務所すら関与できないものだから、これを奇跡と呼ばずになんということができるだろうか。

 

またそのラグビーW杯自体は2019年に日本で行われる。

20年後のラグビーW杯で変わらない5人でイメージソングを歌うなんて、当時のファンはもちろん嵐本人もおそらく考えてなかったのではないか。

しかもラグビーというと日本ではまだまだマイナースポーツに分類されてしまう。それこそバレーボールのような日本全国民で見るようなスポーツではない。だからこそラグビー関係者はこの2019年の日本開催を重要視しているであろうし、そんな大事な大会のイメージソングを務めるのは国民的アイドルである嵐なのであろう。

 

嵐の5人を知れば知るほど一人一人がしっかりとした軸を持っていて、自立しているのだけど、嵐への帰属意識はとても強くて、嵐に依存してる状態じゃなくて全員が嵐に還元していて多分これが理想のグループなんじゃないかな、と私たちに思わせてくれる。

5人が若い頃にたくさん話し合ってたくさん寝不足になって悩んで苦しんで漕いでも漕いでも進まないような状態から作り上げた『嵐』という存在を誰よりも、そして心から愛していることは稀有なことだと思う。それはつまり、所謂”汚い部分”を全て知って、綺麗な面以外も全部見てきた上で好きだと思えてるということだから。

そんな存在って親を除くと人生でほんのわずかしか出逢えないと思っていて十代の頃に4人も出逢えた嵐ってとても恵まれているなとなぜか母親目線でホッとしてしまう。

 

翔くんがよく嵐を語るときに「スクラムを組むような」と表現するのだけど、ラグビーを知るようになるにつれ、言い得て妙だなと思ったんだけど、それは5人が同じ方向を向いていることの表れでもあり、自分の戦えるフィールドで互いを補い合っているということだから。嵐に合わせて5人が変わっていったところもあるのだけど五者五様とでもいうのか、それぞれに秀でる点があり、ファンがよく表すところの絶対に崩れない綺麗な正五角形が出来上がっているんじゃないかなと思った。

19回目の結成日を迎え20年目へ突入した嵐が最初に出したシングルの振り付けで嵐自身が綺麗な正五角形のフォーメーションで背中合わせで踊っていて、曲とは全然違うのだけど、周り一面敵に囲まれた時、こうやって物理的に弱点になる背中を互いに守りながら闘うのかな、なんてことを考えてしまった。

 

嵐の形というのをわかりやすい言葉で一番語ってくれるのは翔くんだと思うから、翔くんの言葉ばかりを借りることになるのだが、よく「目標は定めない。昔は定めてたけど予想外のことばかり起こったから、常に今を考えて今を最高のものにすることで未来ができていくと思うから(意訳)」というが、そんな彼らが去年の「untitled」を20周年を見据えて作ったと言い、私は「フィギュアスケートにおけるプレオリンピックシーズンみたいなものなのか、2年前だけど。」なんて思っていたら5×20 Arashi Anniversary Tourが発表され、ああ、彼らはここまで見据えてやっていたのか、と思った。目標ではなくて狙いを定めていたのだ。ファンを喜ばす、自分たち自身が区切りをつける、そういう機会を設けることをもう何年も前から考えていてくれたんだ、と嬉しくなった。

わたしは今の段階でアニバコンに参加できるめどは立っていなくて非常に残念なのだが、できるだけたくさんのファンがコンサートに行ける様にと考えてくれている嵐を信じて毎日を頑張って生きようと思っている。

 

私も嵐に依存するのでなく、嵐があることで嵐が好きなことで自立できる様な人間になりたい

 

 

19年間で56枚ものシングルを出してくれて、これからも数多くの楽曲を私たちに提供してくれるのだろう。

19年間5人手を繋いで歩んできてくれてありがとう。

20年目も期待でいっぱいです。

 

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