同じ夢を見よう。

嵐さんのことを拙い文章で綴っていきます

虚勢なのはわかってる

10月24日リリースの嵐の新曲「君のうた」のカップリング曲が初回限定盤、通常盤ともに最高だと巷で話題ですね。

 

正直に言う。全部好きだ。初聴きのとき鳥肌が立った。

中でも曲調も歌詞も大好きで、ある意味中毒の様に聴き続けてしまう曲

「Fake it」

初聴きのあと必ず歌詞とともに聴き直すのだが、歌詞を見れば見るほど意味を考えたくなってしまって、普段全然やらない歌詞の解釈をしてみた

 

特にサビの「Come and love me, kiss me, kill me」のところが大好きだ。歌詞もリズムも

 

今まで歌詞の解釈なんてしたことないし、想像力も乏しいから全然大したことないものだけど、解釈した以上なにかに残しておきたくてこのエントリを書くことにした

 

小文字の括弧の部分は注釈です

 

「Fake it」

作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge・HIKARI

 

うん…わかってる 虚勢を張ってるだけだって…

僕のことを想ってるって、確かな言葉が僕は欲しいけど、君はいつもはぐらかすんだ

まさに(この会話で)わかりやすい2人の関係性だけど寧ろその方がいい

 

最初から気持ちが同じくらいじゃないことはわかってる

でも今ではどうしようもないほどに君に惹かれてしまってるからもう遅すぎるんだ

 

もし君の愛人を数えてみたらどれくらいの数になるんだろうね

ダメだどうしようもないくらい君が好きだ (僕はおかしいんだね)

(loverをあえて愛人と訳しました。悪い女であることが明白になるから)

 

そう君の気持ちを手に入れたいんだ

僕に好きと言って、それからキスをして、そうじゃないのならむしろ君が僕を殺して

でもやっぱりこの関係のまま君のそばにいさせてくれるだけでも構わないから僕が君を好きな気持ちを認めて

もし君がそうしてほしいなら 見えるけど手に入れられない君の気持ちを眺めながらいつまでも君の「恋人」という名前をつけられる手前でも待ってるから

 

君がそうしたいって言うなら

一晩だけの関係でもいいよ(そんなの虚勢だ、君の心が欲しい)

その関係を君がくれるなら拒否するわけなんてないよ その時は僕が君を想う胸の痛みもきっと消すことができるから(そんなの虚勢だ、君を想う痛みなんて消せないくらい君が好きだ)

 

「『恋人』なんて名前をつけちゃうと、そんなのはいつか全て元の形を留めずなくなってくのよ」なんて言って君は僕をあしらうんだ

あしらってそんなこと言うけどそれは君の本当の気持ちで裏付けられた君の僕の気持ちのゆがんだ受け取り方なんだ でも寧ろそうしてくれたほうがいい

 

もし君が僕のことを全然知らないからそんなこと言うなら今から僕の全てを君に見せたっていい

ダメだそれじゃ君と僕とが公平じゃない (わかってる僕は正気じゃないんだ)

 

そう君の気持ちを手に入れたいんだ

僕に好きと言って、それからキスをして、そうじゃないのならむしろ君が僕を殺して

いまさら君に出会って恋に落ちてしまう前の正気な僕になんて戻れるわけないんだから

君がそうしろって言うんなら 君に受け取ってもらえない僕の気持ちをの大きさを数えながら一晩中起きているから

 

だめ、君の望む様にするから

だから僕に情けをかけた嘘の気持ちでもいいから (そんなの虚勢だ、本当に僕のことを愛して)

君がそういうことを好むなら君に踊らされているバカな男になりきるのを躊躇するわけなんてないよ (そんなの虚勢だ、僕は前はそんなにバカな男じゃなかった)

 

そうそんなことをしてまで君の気持ちを手に入れたいんだ

僕に好きと言って、それからキスをして、そうじゃないのならむしろ君が僕を殺して

でもやっぱりこの関係のまま君のそばにいさせてくれるだけでも構わないから僕が君を好きな気持ちを認めて

もし君がそうしてほしいなら 見えるけど手に入れられない君の気持ちを眺めながらいつまでも君の「恋人」という名前をつけられる手前でも待ってるから

 

君がそうしたいって言うなら

一晩だけの関係でもいいよ(そんなの虚勢だ、君の心が欲しい)

その関係を君がくれるなら拒否するわけなんてないよ その時は僕が君を想う胸の痛みもきっと消すことができるから(そんなの虚勢だ、君を想う痛みなんて消せないくらい君が好きだ)

 

男が女にベタ惚れで、でも女はいろんな男と関係を持つ様な軽い女で、彼女を手に入れるためならなんでもすると言っているけど、男はこんなことはおかしいっていうことに頭の片隅で気付いてる。そんな歌。

 

「本音に裏打ちされた イビツな感受性 I rather like it」

のところがどうしてもうまく表現できなかったが、僕をあしらうときのセリフは、要はあしらう時に使う様な軽口なんだけどだから、きっと君は違うことを思ってるって思いたいけど、僕の気持ちをそうやって捻じ曲げて受け取ることが君の本当の気持ちなんだっていうのを知っている、ということなのではないか、と思う。

よけいややこしくなったな

 

これはあくまで私の考えであるのでHIKARIさんがどう思って歌詞を書いたのかはわからないけど、ドロドロの愛憎劇なんだなと思う

 

告白したら誰からも断られなさそうで、モテモテの嵐にこの曲を歌わせたHIKARIさんは天才なんだなと思う。 

ありがとうございます。