活動休止の疑似体験をした話
題名って大事ですよね。いつも文章を書いてから題名を決めるのだけれども、今回は題名から書きました。(なんの宣言?)
単刀直入にいうと、私の好きなYoutuberさんが活動休止をしました。
今までも書いてきている通り、あまりテレビっ子じゃなかった私はもちろんYoutuberにもハマっていなかった。見るものといえば洋楽の公式MVだったり、それこそ嵐の過去の動画だったり。Youtubeを拠点として活動している人を今まで見たことはなかった。(というか見たとしても一つ動画を見てへ〜って二度とそのチャンネルを見ないみたいな)
そんな私が初めてハマったチャンネルは男女2人と(ぬいぐるみの)ゾウ一匹からなる『パオパオチャンネル』
きっかけは友人宅に泊まった時に見た一つの動画だった。
それまでのYoutuberのイメージといえばなんか変なことに挑戦して下品にゲラゲラ笑っているというものだった。
@小豆とぶんけいからなるこの2人(以下パオチャンと呼ぶ)はそもそもわたしは最初に見た動画が、自分たちの過去の動画の導入部分を見て笑ったら負けというものだった。
長くなりそうだから省略するが、この2人は嵐に似ているな、嵐のバラエティーを見ている時の感覚に似ているなと思った。
男女2人から構成されているが、この2人は付き合っているわけではない。でも絆は確かで、2人でいることを心から楽しんでいるのが伝わってくる。
私が嵐を好きな要因の一つとして、嵐が5人でいるところを見ると幸せな気持ちになるというものがある。これは多くの嵐ファンに共感されるところだと思う。パオチャンも本当に楽しそうに動画を撮っている。
もちろん番組として成立させるために嵐もパオチャンも私たちを楽しませようとしている。ところがそれを超えて本人たちが一番楽しんでいることが伝わってくる。
落ち込んでても5人が、2人が楽しそうにしているところを見るとふっと笑えたりする。
そういうところが好きだった。
パオチャンは1月にチャンネル登録者数100万人を迎えた。一方動画の投稿頻度が落ちていた。気になってはいた。でもぶんちゃんは会社のCEOだし忙しいんだろうな、なんて違和感に気づかないふりをした。
5/24
バイトを終え、自分のスマホを見ると久しぶりに通知が来ている。ところがそこには「活動を休止する」との報告。
正直嵐の活動休止の発表でこの4文字には敏感になっていた。とてもショックを受けた。
とにかく動画を見ようと家に帰り見た。
なんだ、嵐と一緒じゃんと思った。
私の脳内は何でもかんでも嵐と結びつけちゃうようになっている。だからすぐにその考えに至ったわけだけど、動画のタイトルで活動休止すると言っているにもかかわらず、動画の内容はいつもと変わらずに笑う2人がいてそれぞれがしたいことがある、自分探しをしたい、といった前向きなものだった。
もう嵐じゃん。
話し合って、話し合って、解散じゃなくて休止を選んだ。また戻ってくるといってくれた。
そして、活動休止の発表は活動休止の一週間前にしてくれた。
パオチャンには視聴者参加型の企画がある。大人気企画がある。そういったものを残り一週間で提供してくれた。なんて誠実なんだろう。そう思った。
そして6/1
パオパオチャンネルは活動を休止した。
でも2人ともツイッターやインスタグラムは続けてくれている。
でも2人が一緒にいるところを見る機会はほとんどないだろう。
活動休止ってこういうことなんだな。そう思った。
当たり前だけど嵐とパオチャンでは立場も活動の仕方もぜんぜん違う。
しかも私の依存度もぜんぜん違う。
でも通ずる部分がある。
たとえこれで活動休止というものを経験したからといって、嵐の活動休止が楽になるわけではない。
でも疑似体験した。
ほんの少し自分の生きていく糧になったかな、と思った。
パオパオチャンネルをチャンネル登録していた期間は短いかもしれないけど、とても楽しかった。
活動休止期間もチャンネル登録は外さないよ。
いつかくる動画投稿の通知を楽しみにしてるよ。
ありがとう。頑張ってね。