同じ夢を見よう。

嵐さんのことを拙い文章で綴っていきます

38歳になった大野智さんへ

今日は私がこの世で一番大好きな人 大野智さんが生まれた日

 

2017年7月20日。私はこの日を絶対に忘れない。忘れたくない。

友達と忍びの国を見に行った。私に衝撃が走った。忍びの国のトレーラーを狂ったように何度も見て、忍びの国の原作を読んで、あぁ、無門は大野くんだ、と感じて嵐の過去のバラエティを漁りだした。

この日をきっかけにいろんなものが大きく変わった。

嵐に対する基礎知識は友人のおかげでかなりあったから素直に楽しめたし、そうするとどんどん嵐の曲が聴きたくなってだんだん集めだした。

 

智くんが好きになったきっかけというきっかけは自分では分からないのだが、いわゆる「ルックス」だとか「歌声」「ダンス」ではないのだ。もともと「嵐の中だと大野くんが好き」という状況から、忍びの国で堕ちてしまったから、つまり「演技」なのだろうと思う。

 

でもやっぱり智くんの一番すごいところはジャニーズで1、2を争うダンススキルと誰もが魅了される歌声なのだろう。

もちろんその他たくさんの智くんの魅力はいままでたくさんの人が語ってきただろうし、私なんかよりしっかりとした文章でまとめてる人がいるだろう。でも私なりにここに書き記しておきたい。

 

智くんのすごいところ、魅力はなによりギャップだと思う。普段バラエティでは全然喋らないのにコンサートになると嵐のメインボーカルとして美声を響かせるし、ダンスでは自分のソロ曲はもちろん、嵐5人の曲も振付をする。私は8年ほどクラシックバレエをやってたのだが、智くんのターン(ピルエット)はお手本になるくらい綺麗だな、と思う。ぜひ一度でいいからクラシックバレエをやってほしい。「untitled」では『Song for you』でのジャズダンスがしなやかで指の先、足先までピンと伸びていてはぁ…と思わずため息がこぼれてしまう。

 

ここで少し話が変わるのだが、私が初めてiPodにいれて聴いたアルバムがPopcornで、それはつまり初めて聴いた智くんのソロ曲が『two』であるということだ。これ嫌いな智担いない。絶対。(というかおそらく嫌いな曲なんてないだろう。私は無い)Popcornの映像版の『震えるほど』のところ、私はCD音源より綺麗だと思っている。初めて映像を見たときに鳥肌がたった。『two』ってガシガシ踊る曲じゃ無いし、そもそも智くんのソロ曲の時、観客は息を潜めているような気がしているんだけど、このビブラートの時、歓声が上がっていておそらくこれはあまりにも綺麗すぎて思わず口から漏れてしまったのだろうね…

そして私が初めて智くんのソロ曲で「うわ、知識として知ってはいたけど、この人こんなにダンスが上手なんだ」と思ったのが『Hit the floor』である。おそらくダンスの雰囲気が私が好きなものと一致したというのもあるのだろうけど、目からウロコが落ちるように、『大野智のダンス』に心底惚れ込んだ曲である。

こんなことを考えたのは、昨日ジャニオタの友達とフリーカラオケで通しで智くんの過去のソロ曲を歌ったからだ。メンバーの誕生日近辺でソロ曲全曲歌うというのをしているのだが、時間的余裕のある日はソロ曲の映像を流したりしている。今日、そのジャニオタ(非嵐担)の子に、独断と偏見で『TOP SECRET』『Hung up on』『Rain』(’12嵐フェスver)『two』『Hit the floor』順不同で見せたのだが、最後に『Hung up on』を見せたら「これって何年?」ときいてきたので2011と答えると「今もこんなキレキレで踊ってるの?想像つかない」と言うので、ちょうどiPhoneに入っていた『夜の影』を見せると「すごいな…普段のバラエティでの感じと全然違う」と言っていた。

 

つまりこれが世間一般の智くんの印象でありこれこそがギャップなのだろう。

 

でもやっぱり私は『大野智』という人が好きだ。もちろん全てを知っているわけでは無い。でも彼が私たちに見せてくれる姿を愛している。

バラエティでのポワポワした感じも、でも何も考えてないわけじゃなくてちゃんとバラエティがなんたるかを分かっているところも、本当に何も考えていない瞬間も心の底から大好きだと言えるし、大野智が演じるものは全て好きになってしまうし、演じる人でなくもうそのストーリーの登場人物であるし、努力を人に見せないところもたまに愚痴っぽくなるところも大好きです。

 

智くんはよく「嵐の影のリーダーは翔くんだ」っていうけど、大野智じゃなきゃ嵐というグループの『リーダー』を続けられなかった、つまり智くんがリーダーだったから嵐はこんなにも続いているのかなと私は思ってしまう。

leader=先導者、指導者、主将

と出てくる。つまり先頭を立って歩く人である。たしかにその定義でいくと智くんはリーダーとしての役割を果たしていないのかもしれない。でもそれは違うと思う。こういう一緒に活動するグループにおける最高の形は一人のリーダーがワンマンで引っ張っていくのではなく、みんなで歩幅を合わせながら一緒に進んでいくことだと思う。だから智くんの役目はみんなを引っ張ることじゃなくて、みんなの歩幅がずれてしまっていないか確認することなんだと思う。

それはメンバーをよく見ていないとできないことだし、人の気持ちなんて完全にわからないんだからとても難しいことだ。だけど智くんはきっと4人のことをしっかり見ているし理解もしているのだろう。そう思うと嵐がよりいっそういとしくなる。

別にこれで智くんの負荷が多くなっているわけではなく、本人には特別そのつもりはないのでは無いか。ただ嵐が好きなだけだと思う。

 

先日札幌で行われたコンサートの最後の挨拶で智くんはこう言ったそうだ

18でデビューして、もう38歳です。でも若いよ。おじさんだけど。おじさんのなかでも若いおっさんだと思ってる。他の4人も。

38歳。世間ではその世代の人をおじさんと呼ぶ。でも智くん及び嵐の5人はおじさんになんて思えない。だっておじさんて動けなくていつも疲れた顔しているイメージだから。でも5人はいまもガシガシ踊ってくれているし、これからも踊る意欲がビンビンに伝わってくる。

まだまだいけるよ、20代の頃より今の方が動ける

彼の言葉を信じて彼らが見せてくれる世界をこれからも存分に楽しみたい。

 

勉強が嫌いで、バドミントン部も二回退部して、ジャニーズにほんとは入りたくなくて、でもそこで「ダンス」というものにであって、嵐として不本意なデビューをして、いつだか『嵐』という存在が自分の中で大きくなっていって、そして今まさにデビュー20年を迎えようとしている智くん

彼が生きてきた37年間が彼にとって無駄じゃなかったと私は思っているよ。

38年前の今日、この世に、この日本に、東京に、大野家に産まれてきてくれてありがとう。

あなたが産まれてそのあと私が産まれて、こうして今私が智くんを応援できている奇跡に感謝してます。

 

智くんにとっての38歳がキラキラと輝いた楽しいものでありますように。

智くんのそばにいつまでもニコニコ笑う4人がいますように。

 

そしてこれを忘れちゃいけないね。

智くんのお母さん いつも智くんを産んでくれてありがとうございます。

 

 

Happy 38th Birthday