同じ夢を見よう。

嵐さんのことを拙い文章で綴っていきます

担降りブログのようなもの。

担降りという表現は適切ではない。

アイドルではないから。

そして決して嫌いになったわけじゃないことを初めに書いておきたい。

 

このブログではほとんど嵐のことばかり書いてきたけど、ほんの少し、他の人の話をさせてください。

 

私がほんのり嵐を好きになったのは2013年頃。登下校を共にする友人が嵐ファンになったことがきっかけだった。

まぁ嵐のファンである自覚が芽生えるのはもっとあとの事だけど。

私にはそれよりも前から好きな人がいる。

俳優の千葉雄大さんだ。デビュー作の天装戦隊ゴセイジャーを弟と見て、そして2012年にファンになった。

初めて芸能人のイベントに行ったのは彼の誕生日イベントだった。

 

そして2014年の2月、ソチオリンピックの男子フィギュアスケートを見て羽生結弦さんを好きになった。

 

2人ともTwitterのアカウントを作るほど好きで応援していた。

千葉くんは出るドラマ映画全部を見て雑誌も買って応援して、羽生さんは出る試合全部リアタイをして画面越しでも拍手を送って。

特に高校3年間はほとんど羽生さんに費やした。と言っても試合なんて行ける訳もなくそれでもライブストリーミングなどで夜中の3時に起きて試合を見て、その演技に泣いて、笑って。とても楽しかった。とても感化された。

 

千葉くんはいつからか(金銭的に)雑誌を買わなくなり、出演作品が増えるほど追いつかなくなり追えなくなり、受験期はひとつに絞ると決めてオリンピックシーズンだった羽生さんを優先しTwitterログアウトして、少しずつ、少しずつ前ほどの熱量で追わなくなった。2018年の出演ドラマは全部見たし千葉くんの演技に泣いたけども。

一方の羽生さんは五輪の直前、Twitterアカウントでフォローしてる人の1部に少し意見が合わない人が出てきた。少しじゃない。大勢。スケートの世界では人間関係が狭い。狭いから1つの意見に引きずられる人が多かった。私も昔ならそれに従っていたのかもしれない。

でもその頃には嵐を意識して追うようになって色々考えて自分の意思を決めるようになって、どうしてもその考え方が受け入れられなかった。もちろんオリンピックは見たし自分の受験より緊張したし、泣いたし。でも昔みたいにオフシーズンでもほんの少しの羽生さんの情報に一喜一憂して、そういったことが出来なくなった。もう数ヶ月もスケートの方のアカウントは開いてない。そして今までは何があっても試合はダビングしていたのに世界選手権はダビングせずに消してしまった。我ながらショックだった。

 

そういったことと嵐20周年と活動休止発表。そしてもちろん注意深く作ったこの嵐のアカウントにいる大好きな嵐ファンの人たちとが色々と絡み合い、もう「ちば友」「スケオタ」を名乗っちゃいけないな、と思った。

ドラマを見ること映画を見ること雑誌を買うことカレンダーを買うこと。試合を見ることCMしてる商品を買うこと、それを義務と感じるのは本人達に申し訳ないと思った。「〜しなくちゃ」などという気持ちで追いかけられたら私だったら嫌な気持ちになる。

それを義務じゃなくて楽しんで、自分から進んでできなくなった以上はファンと公言することは辞めようと。そう思った。

 

決して2人を嫌いになったわけじゃない。きっとこれからも千葉くんのドラマは観るし、余裕があれば映画だって観たいし、試合は録画だとしても観るし羽生さんだけじゃなくてその他のスケーターを好きでいるのも変わらない。

でもこれはケジメだ。義務じゃないから。こんな気持ちを持ってファンと言われたら、私は嫌だ。同じファンとして。

 

千葉くん。1度だけ会った貴方は中学3年生だった私にとって本当に王子様みたいに素敵でした。貴方と撮ったチェキは一生の宝物です。

羽生さん。貴方を応援し続けた4年間。貴方の強さ優しさ色んなものから影響を受けました。

 

2人を応援することでかけがえのない友達も出来ました。特に「ちば友」の2人はもう千葉くんのファンの枠を超えていろんな話もしたしこれからも仲良くしていたいと思える大事な人です。

 

千葉くんを応援した7年間。

羽生さんを応援した4年間。

とても楽しかったです。ありがとう。

これからもそれぞれの場所で輝いてね。応援してるよ。

 

そしてもし、また前みたいな熱量で応援し始めた時は笑って許してね。

『今日逢えて良かったです』~私と5×20~

ARASHI Anniversary Tour 5×20

 

2019年4月19日 18:00~21:24

 

 

 

 

私の初めてのコンサートでした。

5×20の前半は全滅して諦めきれずに譲りなんて探してしまったくらい行きたかったツアー。

 

and more...の11月の東京公演を自名義で当てて喜んでいたら友達名義が復活当選して思いがけなく早く嵐に会えることになった。

ここからは備忘録みたいなものなのでテンションの変わりようが激しいです。御容赦ください。

 

平日だったから一限だけ受けて神戸から東京まではるばる4時間。

ゲートは21だったけど期待せずに入ってチケットを見たら「アリーナ」の文字が。

チケットに書いてある席を探して進んでいくうちに花道の中に入っていって最終的に、一塁側ムビステ足の真横の席。

信じられないくらいいい席で友達と「夢かな?」なんて言いながら待つこと1時間30分。

円陣の声が聞こえてそれからはもうこの世の幸せで楽しいこと全部集めたみたいな時間だった

 

 

当たり前だけどOPから5人の顔、仕草が全部見えた。

Oh yeah!では智くんがムビステで本当に私の真上を通って行ったしメンステにいる時もバクステにいる時も全部肉眼で見えて、モニターと本人、どっちを見ればいいか迷うほど。トロッコに乗ってたり分かれて花道歩いてたりするときも自担も見たいし一番近くのメンバーも見たいしでずっとクルクルしてて、DVD見ながらC&Rしたいな、とか踊りたいな、って思ってた曲たちも全部やれてずーっとワクワクドキドキしてた。

Oh yeah!で潤くんに「手ぇ上げろ!」って言われたかったし´・∀・)「ここには?」「あるから〜!」って言いたかったしLa tormenta 2004で5人の名前を叫びたかったし`・3・)「Lucky?」「Man!」って言いたかったしa dayはもちろんハダシの未来もGUTS!も踊りたくてたまらなかったしファイトソング、エナジーソングは最高にハシャギたかったしラブソーもHappinessもいぇいいぇいいいたかったし、なにより感謝カンゲキ雨嵐もA・RA・SHIもずっとC&Rしたかったから、全部全部詰め込んであってほんっとうに楽しかった。

 

 

相葉くんのI'll be there。

映像の相葉くんがあまりにもかっこよくて不敵で「御前様」そのものだった。相葉くんのソロダンスは角度的に何も見えなくてモニターを必死に見ながらだったけど音にきれいにあっててかっこいいって言葉しか出てこなかった。

衣装が可愛い。相葉くんにとても似合ってた。もちろん4人も。

 

二宮くんの果てない空

二宮くんが歩いてくとそれについて花が咲くの、あまりにも可憐すぎて、切なさと未来への希望のある果てない空は二宮くんのテーマソングだと勝手に思ってるから二宮くんが果てない空をソロで歌ってるのに感動した。映像も綺麗で空が広がっていくところ、紫舟さんの文字が絵になっていくところが綺麗でモニターばっかり見てしまった

 

翔くんのピアノソロ。

私は櫻井担ではない。けど"今東京ドーム5万5000人の前でピアノを弾いている翔くん"と"幼少期ピアノを弾いている翔くん"を被せる映像はずるいと思った。泣いた。5万5000人の大合唱。私たちも歌ってて分かるくらい綺麗に揃った歌声であったかくて。

 

潤くんの指揮。

ほんっとうに楽しそうにタクトを振るのね。潤くんは。白のタキシードであんなに笑顔で楽しそうにタクト振られたらもう愛しさしかなかった。

そこからのCOOL&SOUL生オケの迫力半端なくてオーケストラのマイガールOne Loveは嵐からの愛がたっぷり詰まってた。

 

智くんのソロダンス。

全ての語彙力をなくした。近すぎて全てを肉眼で見れて目が離せなくて息が止まって、"ただ踊ってるだけ"なのに涙が溢れた。レーザーを操ってるの、めちゃめちゃかっこよかった。かっこよさしかなかった。

Face down 私が初めて智くんをしっかり見たのは鍵のかかった部屋だったから。きっと智くんを「嵐の中の一人」じゃなくて「大野智」だと認識したドラマだったから。そんなことを考えて泣いてしまっていた。そう。智くんのシングルメドレーは基本泣いてました。つなぐも、智くんが自担になるきっかけだったから。嵐会議でも一番思い入れのある曲にしてたから。

Crazy Moonは湧いた。潤くんにノックアウトされた。というかこのシングルメドレー全部ダンスかっこいいやつをメンステでやってくれたから本っ当に近くで見られた

そしてtruth 初主演ドラマの主題歌だからか、なんとなく私の中で智くんの原点みたいに捉えてる曲で、例に漏れず「迫る真実」が大好きなんだけど間奏の部分で、覚悟して待ってたら想像以上の破壊力でした。

なんかもちろんここだけじゃないけど智くんのソロパートからはペンラは振れなくてずっと握りしめて動けなかった。智くんから目が離せなかった。

 

A・RA・SHIで智くんがバレエの動きしたんだけど名前がどうしても思い出せなくてずっと考えてる。でも凄いキレイだった。ターンもしなやかで。思い出しました。ジュッテターンです。

a dayはずっとC&Rしたかった曲だしじいまごのイチャイチャ曲()でもあるからずっと見てたけど可愛かった〜ちゅーしてもよかったのに()

 

最後の挨拶。たくさんレポみてきてその度に泣いてたけど、直接目の前で、生の声で言われるのは全く違くて翔くんが5×の5だけは絶対に譲れないって言ってくれて智くんは嵐の4人が愛おしいって言ってくれて相葉くんは嵐が大好きって言ってくれて二宮くんはたからものと表現してくれて潤くんはまだまだ見せたい景色があると言ってくれた。嵐がどこまでも嵐のことを大事にしてくれるから私たちも安心して嵐のことが好きでいられるんだと思った。

そして、活動休止発表後、初めて直接智くんから「休止」の言葉を聞いてどうしても涙はこぼれちゃったしまだ不安はあるけどでもその2文字にはたくさんの気持ちが感じられてちゃんと、本人から聞けてよかったと思った。

 

5×20はWSでもずっと聴かないで、嵐から直接聴けるのをずっと待っていた曲。

5人が考えたという歌詞はその一言一言に嵐の歴史と努力と悔しさと楽しさとそしてたくさんのありがとうと愛を感じた。私達は嵐にその倍以上のありがとうと愛を返していきたい。そんなことを考えた。

翔くんが歌いながら右手を広げて「5」ってやってたの。そうだよね。5人だもんね。って。

涙が溢れて止まらなかったけど泣いたらぼやけちゃうって頑張って堪えて聴いていました。

途中から四角いテープが舞っていて5人が本当に神々しく輝いていて好きでたまらなくて苦しくなった。

 

アンコールからはさっきまでのしんみりした空気を吹き消すみたいにファイトソングだったりエナジーソングだったり楽しくてはしゃげる曲。ものすっごく楽しかった。

ファイトソングの手描きの歌詞。ファイトソングには受験の時に助けられたからより言葉が伝わってきた。

Love so sweetは歌詞がとても素敵で1/28はこの曲を聴いて泣いてしまったりしたくらい大切な曲。モニターに映るたくさんの映像や写真達はどれだけの時間をかけて、たくさん私たちのことを考えてくれたのかがよくわかった。智くんが絶対釣りしてきたでしょ?っていうくらい真っ赤な顔してたり沢山話し合ってたり楽しそうに笑いあってたり。そして会見の時の映像。智くんを囲むようにみんなでたっていて、翔くんは智くんの肩をもみもみしていて。なんだかわからないけど安心してしまった。

あのモニターの映像、これだけじゃなくて全部が素敵でコンサートのために沢山映像撮りしてくれたんだなって。かっこいい嵐もかわいい嵐もたのしそうな嵐も全部全部がいとおしくてぜひ売ってください。J Stormさん。金なら出す💰

 

Happinessは花道回る時ずっと5人くっついててなんかもう勝手にやってろっていうくらい楽しそうで愛しそうで、外側向いてたから智くんのぷりけつ沢山眺められました。

メンステで5人がファンサしてくれてて、私も「智」うちわを振って、気づいてくれないかなぁなんて思って。「俺らの名前はなんだ?せーの」「あらしー!!!」ってずっと言いたかったことを言えて、そしたら潤くんとかがモニターの方に歩き出したときに私の方向に智くんが指さしてくれて、目が合った気がして、びっくりしながら「私?」みたいな自分指さしてたら智くんも同じ動きでにこにこしてくれて、あぁ、智くんに気づいてもらえたって。「私」が智くんのことが大好きだってことを知ってもらえたって。まぁもちろんこの瞬間はもう頭真っ白になって友達も一緒に喜んでくれて崩れ落ちた。5人が見えなくなるまでずっと一生懸命手を振って、そして会場が明るくなってから「今ファンサされた...?」って。

 

初めてのコンサートはアリーナだし銀テもとれたしファンサを貰えたし、入れるだけで幸せなはずだったのに1億倍くらい幸せになっちゃった。

ありがとう。ほんっとうに楽しかった。

 

モニターの映像もステージ構成もセトリも踊りも衣装も、そして嵐が見てるのとほぼ同じくらい綺麗なペンライトの海が見られて、きっとペンライトひとつひとつにみんなのそれぞれの想いがのっていて、素晴らしい景色でした。

 

智くんが最後の挨拶で「今日逢えて良かったです」って言ってくれたけど、こちらこそ「今日逢えて良かったです」

 

 

次のコンサートは11月。それまでにワクワクも展覧会もある。どこまでも嵐は楽しいこと沢山考えてくれていてありがとうを伝えてくれて、私はそれ以上の愛とありがとうを伝えていきたいと思った。

 

 

最高に幸せな3時間24分でした。ありがとう。

「当たり前」だけど当たり前じゃない

先日書いたエントリ

何度もなんども見返してはちょっと感情の綺麗な部分だけをすくい上げてしまったな、なんて考えて、一度ぐっちゃぐちゃの感情を整理する意味でもまた新しいエントリを書いてみようかと思う。

 

 

私にとって智くんて、嵐ってどういう存在なんだろうか。

私は1999年組だ。厳密には2000年の早生まれだから私がこの世に生を受ける前からは存在していたことになる。

私が嵐ファンである自覚が芽生えたのはほんのここ数年のことだが、物心ついた頃から周りには嵐がいた。

ドラマを昼間の再放送とはいえ見るようになった頃は花男フィーバーも来ていたしやまたろもワクワクしながら見ていた記憶がある。嵐を好きでなくても学校では嵐の話題が当然のように出るし、当時私は潤くんが一番好きだった。

2014年ごろ友人から嵐のアルバムやシングルを借りて聴いた。それから嵐ファンを名乗るまで、私のiPodには嵐の曲が100曲は入っていたし日常的に聴いていた。

嵐メンバーが出ているドラマは時間と録画容量が許す限り見ていたし映画もほとんど劇場に観に行った。

 

文字通り私は「嵐のいない世界」を知らないのだ。これはファンであるなし以前の話。

私には父がいて母がいて、それと同じくらい「当たり前」の存在だった。

 

私はこの春から大学一年生となり、所謂「研究大学」といわれる国立大学に通っている。そこで耳にタコができるくらい言われている言葉がある。

当たり前を疑うようにしなくちゃいけない

教科書に疑問を持て

たとえば「日本ではなんでみんなで揃って給食を食べるのか」などといったことである。レポート課題でもなんども「当たり前だけど当たり前じゃないこと」について考えさせられた。様々な「当たり前」に疑問を持つようになれたが、嵐という「当たり前」はなぜか本当に永遠のように感じていたのかもしれない。

 

私は両親と討論するのが好きで以前こんな話になったことがあった

いつか死ぬこと以外絶対なんてないよね

 数分後に死んでしまったら「絶対」明日学校に行くことはできないし「絶対」美味しいご飯を食べに行くことはできない

でも嵐は「絶対」だと思い込んでしまっていた

 

この数年ジャニーズ事務所、いや芸能界で様々なことがあった

たくさんの人が私たちの前から姿を消した

たくさんのグループがこれまでとは違う形になった

でもどこかで、頭の片隅で「絶対」嵐という綺麗な正五角形は崩れなくて私たちの前から姿を消さないと思っていた。「当たり前」に嵐は存在し続けると思っていた

 

だからこそ今回のことはこれだけの衝撃だったのだ

 

私の好きなアスリートの羽生結弦選手はいつかは引退すると思っている

スポーツ選手なんだから当然だ。数年前、平昌五輪が終わったら引退するといっていた言葉を薄々信じていて、だからこそ現役続行という報せを心の底から喜んだ。

終わりが見えているものが続くことと終わりの見えていなかったものが終わってしまうこと

いいとか悪いとかの話じゃなくて世の中はそういう物で溢れかえっている

でも常に終わりを意識しながら生きるのは違う

活動休止発表の数日前に発売されたMOREに二宮くんの一途の最終回が載っていた

始まりがあれば終わりがあるけど、終わることを考えて始めることはない

(中略)

自分で終わりを決められるのって、人生で1 〜2回くらいなんじゃない? 

 その「1〜2回」を今使ったのだろうか。

 

この活動休止に関して、4人は「5人で決めたこと」という。そのことばに嘘はない。絶対。

でもやっぱりきっかけは智くんで、智くんはその責任を感じていると思う。だれよりも背負い込んでしまう人だから。大好きなもののためなら自分を犠牲にしてしまうような人だから。

私の好きになった智くんはそういう人だ。周りからの評価はとてつもなく高いのに自己評価が低くて、他の4人を心底尊敬していて、あだ名なんて言うけどリーダーであることを無意識ながらも全うしていて。

 

1月27日からの一週間はこれまで以上に嵐からのたくさんの言葉をもらった

27日 FC動画 記者会見

28日 news zero(翔くん)

29日 しやがれ収録前コメント

30日 Enjoy(潤くん)

31日 VS嵐VTRコメント

  1日 Mステ

  2日 嵐にしやがれVTRコメント

  3日 相葉マナブ(相葉くん) ベイスト(二宮くん)

智くん以外の4人は単独でそしてある意味嵐のファンだけに向けてメッセージをくれた

記者会見でも、長時間喋ることが少ない智くんがひとつひとつ丁寧に言葉を紡いで私たちに届けてくれた。それでも智担に向けての言葉が欲しい。そう思ってしまう。それはきっと智担のわがままなんだと思う。

 

もう二週間も経って様々な人の言葉を目にした。なかでも潤担は、潤くんが単独での番組ラジオを何一つ持っていないから2021年からの希望が少ないように見えた。

でもやっぱり彼のことだからなんらかの形で芸能のお仕事を続けてくれるのだろうし、きっとEnjoyも続くのかもしれない。

智くんは2021年から芸能活動を休止する。それはつまり、なにひとつ彼を感じる術がなくなってしまうといいうことだ。冷静に考えて怖い。

なんどもいうように私がどんなに辛くても智くんが幸せなら、笑顔でいてくれるなら生きていける。でも笑顔でいるのか、楽しいのか辛いのか、眠たいのか生き生きしているのか何一つわからなくなってしまう。

 

私が一番大好き、と言えるレベルで好きな小説「twilight」のなかでヒーローであるエドワードがヒロインのベラにかける言葉にこんなものがあった

ベラ、きみと出会うまで僕の人生は闇夜のようなものだった。暗黒の世界。それでも星は存在していた−−まばらな光、そして理性。そこできみが流星のように空を駆け抜けた。とつぜん、すべてが煌々と燃えあがった。美しく。

そしてきみは消えた。流星は地平線のむこうへ落ち、すべては闇にのみこまれた。昔となにが変わったわけじゃない。ただぼくの目がまばゆい光にくらみ、星すら見えなくなった。存在する意味もなにもかも失われた。

 もしかしたら私の今の感情に一番近い言葉なのかもしれない。私が智くんを好きになってからの時間はきっと短い。でも、だからこそこの短期間でのめり込んでしまったぶん深みから抜け出せないでいる。

実は活動休止発表後、友人たちともめた。話し合って、私があまりにも嵐への愛が強すぎて、重すぎて、その重さに耐えられなくなったと言う話だった。それに関しては一応一区切りがついて今は切り替えられているが、本当に苦しかった。どう頑張っても嵐が、智くんが好きな自分は変えられなくて、死ぬほど自分のことが大嫌いだけど嵐を好きでいること、智くんを好きでいることだけが誇りでいろんなことを嵐のために、特に環境が変わったこの一年は嵐のために頑張ってきた。

その光がなくなってしまう。暗黒の世界に戻ってしまう。私の目が光にくらんでしまっている。

でもきっと嵐は、智くんはそんなこと望んでいない。もしかしたら俺のことそんなに想ってくれなくていいよくらいの気持ちでいるのかもしれない。でも智くんが何を考えていたとしても嵐が姿を消す日は刻一刻と迫っていて、それから私はどう頑張るのかを考えないといけない。暗黒の世界もいつかは目が慣れて少しずつ周りが見えるようになるだろう。でも目が慣れてしまうのが怖い。これだけ智くんが好きな気持ちが少しだけでも薄れてしまうのが怖い。智くんを少しでも好きでなくなってしまうのなら私は暗黒の世界に1人で取り残されてもいい。矛盾だ。非常に矛盾している。

 

本音を言ってしまえば、なんで自由になりたいなんて言うの。消えないで。お願いだからお休みしないで、と思っている。でもそれで智くんが苦しいのなら辛いのならやっぱり自由になってほしい。これもまた矛盾だ。

できるだけ時間がゆっくりすぎてほしい。だいすきな人の笑顔が見れなくなる瞬間が近づいて欲しくない。

でも時間は過ぎる。無情にも。

 

だからおねがいだから私たちの前では笑っていてほしい。もし申し訳ないと思うのなら、なおのこと今まで通り笑っていてほしい。他の4人に遠慮しないでほしい。きっとそれを4人は望んでいないから。最後の最後まで、今まで通り、いつもの嵐でいてほしい。

私たちも最後の瞬間は笑っていられるようにするから。

 

終わりだとか消えるだとか最後だとか言ってるけど、復活を信じていないわけじゃないよ。5人がたくさん私たちに伝えてくれたから。

 

 

嵐はアイドルとしてやっぱり優等生なんだ。これだけ多くの人に「永遠」を「絶対」を感じさせてくれたから。

「当たり前」だけど当たり前じゃない存在を教えてくれたから。

 

 

 

 

 

でも、本当にお願いだからいつか帰ってきてね。その時はたくさん泣くから。

あの時はびっくりしたんだよ、って。ずっとずっとだいすきだったんだよ、って。

 

 

37歳になった櫻井翔さんへ

37回目の誕生日おめでとうございます。

私の担当は智くんだけど、翔くんについて書くのはほんのちょっと緊張します

 

去年の36歳の誕生日、私はおめでとうメッセージをInstagramのリア垢に載せました

メンバーのことが大好きな翔ちゃん

メンバーが変なことした時に

「くっだらねぇ」って大爆笑してるの、すごく好きなの。

くだらねぇっていいながら、ファンみたいにもっとやってって思ってる、みたいな。 

まだ今みたいに嵐の過去だったり翔くんの過去だったりを知らなかった頃に書いた言葉なんだけど、今だからこそ言い得て妙だなと思う。

 

私が初めて見た円盤『ARASHI BLAST in HAWAII』のドキュメンタリーで見たからとても鮮明に記憶に残ってる翔くんの言葉がある

 

 

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ここまでが2019年1月25日に書いた言葉。

この後and more...の詳細が出て、慌てて友達と会議したりして置きっぱなしになってました。

 

2019年1月27日17:07

その報せは届いた

 

その後の記者会見、そしてnews zeroそしてMステ

様々なところで翔くんからのまっすぐな強い言葉をもらった

 

 

Johnnys netでの動画でも文章でも、会見の最初でも、智くんは「自分から嵐を2020年で休みたいと言った」と言い切った。もしかしたらほかの4人のファンに責められるかもしれないのに、お前のせいでって指を指されるかもしれないのにそうしっかり言いきった彼は誰が見てもトップアイドルグループ嵐のリーダーだった。

そんな彼に対して、4人は口を揃えて、心から「みんなで、一旦足を止めようということになった」と言った。4人はきっと智くんのせいで活動休止なんじゃなくて、智くんのためにみんなで活動休止を決めてくれたんだと思った。

 

そんな中、私たちが危惧していたとおり、智くんに対して心無い言葉をかける記者がいた。

「無責任じゃないかという指摘もあるのでは? 大野さんがこの決断の矢面に立つ可能性もあるのでは?」

その言葉を聞いた瞬間、翔くんの眼に光が宿って、すかさずマイクを口に持っていった

そして、怒ったような顔をして少し早口に力強く言ってくれた

「我々の誠意は、2年近くの期間をかけて感謝の思いを伝える時間を設定したこと。伝わるようにたくさんの言葉やパフォーマンスを見てもらい、姿勢と行動を持って無責任かどうかというところを判断して欲しい」

あぁ、翔くんは智くんを守ってくれたんだ

智くんが責められるのが耐えられなかったんだ

私はどうしても智担だから、守ってくれてありがとう

そんなふうに考えた。

 

翔くんが会見で言った通り、五角形の綺麗な着地点を探すために頑張ってくれたんだと思う

でもその過程で自分の気持ちをないがしろにしすぎてないかな

なんて馬鹿な心配もしたりしたよ

 

zeroで翔くんは私たちに生放送でたくさんのまっすぐで迷いのない言葉をかけてくれた

翔くんは一番だれよりも言葉の力、翔くんが発言することの影響力をわかっているからそんな翔くんの「復活はあります」に救われた人は本当に数多くいると思うんだ

 

私もそんな1人で、活動休止して「自由」になる智くんを待っててもいいのか。もちろん待っているんだけど、智くんが目にしてしまうかもしれないSNSで「待ってる」と声に出していいのか。わからなかった。私の言葉で智くんを縛り付けたくなかったから。

でも翔くんは「あります」と言ってくれた。それは絶対に翔くんの独りよがりな言葉じゃなくて5人の総意だと思うから。そしてその言葉を発することでたくさんのファンに期待させ、救うことになることもわかっていたはずだから

 

そんな翔くんが嵐になってくれたこと。アイドル辞めたかったのに、高校からの仲間に何か言われた日々があったのかもしれないけどそれでも一度「嵐」になったら嵐になったこと、アイドルの「櫻井翔」を後悔しないようにそれこそどんなに侮辱されたってまっすぐファンに、ファンだけにたくさんの言葉を届けてくれて、だからこそ今私たちは貴方の言葉に救われています。

 

櫻井翔さん 37歳の誕生日おめでとうございます。

きっと35歳、そして36歳の貴方はたくさん嵐のために5人のためにたくさん頑張ってきてくれたのだと思います

ありがとうございます

貴方のそんな努力に恥じないファンでありたい 

そう強く願っています。

 

2019年は「5人ファーストで」

翔くんがこれからも5人で笑っていられますように

楽しく過ごせますように

 

Happy 37th Birthday

 

世界で一番だいすきな人にはずっとずっと笑っていて欲しい

2019年1月27日

 

私はそのとき大学の友達と家にいて、その子はジャニオタで今までたくさん自担や嵐の話をしてきた。

その子が私の家から近い彼女のバイト先に行くというから私も出かける準備をして、あと3分したら家を出ようなんて話をしていた。

ツイッターのタイムラインに流れてきた活動休止の四文字。全然意味がわからなくてとりあえずと思いFCサイトを開いて「嵐よりファンの皆様へご報告」をクリックする。飛び込んできたのは神妙な面持ちの5人のとたくさんの文字の羅列。

震える手でスマホの画面をスクロールする。全然文字が頭に入ってこない。動画を再生する。自担が真ん中で悲しそうな顔をして話している。この段階で涙は止まらなかった。

他の4人が順に話して行く様子は私がよく知っている嵐の姿そのもので、でも言ってることは嵐らしくなくて、混乱と困惑が止まらなかった。

 

でもツイッターでみんなが騒いでることが唯一現実味があって、あぁ、嘘じゃないんだなって。高校とか大学の友達がいる方のアカウントでもみんながツイートしてて、あぁやっぱり嵐ってすごいんだななんて馬鹿みたいなことを思ったりもして。

私たちファンが自担を追い詰めていたのだろうか。期待しすぎていたのだろうか。そんな事より、2021年からどうやって生きていけばいいのか。

8時から記者会見をするというのを見て、とりあえずNHKつけてみた。はじめていだてんをみた。そのあとのNHKニュースで速報されていて、本当なんだなと。

次第に会見の様子がネットニュースで流れてきて、そこにはいつも通り笑いあってる嵐の5人。ひっくり返っちゃったなんて笑いあってて。

 

Mr.サンデーで記者会見の様子が動画として初めて流れてきて、私の好きな嵐が、あまりにも「嵐らしい」嵐が今まで思いもよらなかったことを喋っていて、もうなんで泣いてるのかわからないほど涙が流れてきて。きっと自担は自分のせいだって自分を責めてる。でも4人は全然自担のせいだなんて思ってなくて、むしろめちゃくちゃにかっこよく自担を守ってくれた。

その間も「明日は単位に関わるスピーチがあるからスピーチ原稿作らなくちゃな」なんて変に冷静な自分がいた。

ご飯を買いに行こうと思ってたのにそんなことも忘れてた。

 

2019年1月28日

寝るのはめちゃくちゃ遅かったはずなのにいつもより30分くらい早く目が覚めた。

昨日買っておいたりんごジュース。だいすきなのに全然美味しくなかった。

学校行って、友達はなんか言ってくるかななんて思っていたけどみんなあえてというか多分普通に触れないでいてくれて助かった。

でも行きのバスでLove so sweetがシャッフルで流れてきて泣いちゃったりいつも通りの「日常」なんか送れなくて、zeroにはじめてツイート送ってみたりした。

翔くんは誰より「言葉の力」というものをわかっていて大切にしている人だから、一言一句逃さず聞いていたし最後に有働さんの「復活はありますか」の質問に食い気味で「あります」って答えてくれた。

 

 

自担は「自由になりたい」と言った。芸能界という世界、アイドルでいること、嵐でいることは確実に「不自由」で、それなりの覚悟とモチベーション、大切な仲間がいないと続けられないものだと思う。自担は誰より期待されてしまう人だからその期待が、私たちの期待が重荷だったのかな。期待しすぎたのかな。今回の出来事は「活動休止」である。解散じゃない。そこに嵐の「嵐としてのプライド」があると私は思ってるんだけど、自担は一回自由になったらもう二度と帰ってこないような気がして、「待ってる」って言うことが自担にとってしがらみになってしまったらどうしよう、そんなことを考えた。

 

こんなに好きになった人は自担が初めてなんだ。

気になったきっかけは覚えてないけど、バラエティのホワホワした感じと歌声、ダンスのギャップがすごい人だなあなんて思ってて

一昨年の夏に見にいった忍びの国で自担に堕ちて

受験期だったけどそんなこと御構い無しに嵐にハマっていって

嵐のファン、あなたのファンであった時間はきっと短い

でもたくさんの「気持ち」を私に教えてくれた

 

こんなにも人を好きになれること

突然好きって叫びだしたくなる夜があること

自担のために神戸から東京まで軽率に遠征できちゃうこと

週に二回の冠番組のために毎日の生活を頑張れること

CD/DVDを買うためにつらいバイトも頑張れること

私のタイプじゃない顔だったはずなのに世界で一番好きな顔になること

自担が載ってる雑誌を手に入れるだけで無敵になれること

とても尊敬する嵐ファンの方々と出会えたこと

自担の誕生日に生まれたことに感謝して泣いたこと

コンサートに落ちてご飯が美味しくなかったこと

自分がどんなに不幸せでも自担が幸せならいいやと思えること

誰よりも何よりも自担の幸せを願えること

自担が笑っているだけで毎日が輝いていること

 

こんなに私に「だいすき」の感情を教えてくれる人には絶対に二度と出会えない

「こんな好きな人に出会う季節二度とない」

だいすき。ずっとずっとだいすき。

 

でも日曜日から声をあげて泣いているその瞬間にも、これは夢なんだな、悪い夢だなんて思うことがある。

「嵐の終わり」これについて一度も考えたことがないわけじゃない。

 

ars-nano-hana-0126.hatenablog.com

 

 でもその時の私が想定していたのはこの形ではなかった。

いつか山を下っていく、その先に見えるものだと思っていた

 

これは終わりじゃない。そんなことはわかっている。

でもいつかまた帰ってくる日を第2章とするなら第1章の終わりだ。

 

私は智担だから誰よりも2020年12月31日がくるのが怖い。

2年弱したら世界で一番だいすきな人のだいすきな笑顔が見られなくなってしまう。

どこで何をしているのか。笑っているのか。健康でいるのか。何一つわからなくなってしまう。

そんな生活を送るのが怖い。

これからの2年弱をカウントダウンのように過ごすのも怖い。

でも、嵐5人の姿が見られなくなることが当たり前になることが怖い。

うじうじし続けたくないけど泣かなくなってしまうのも怖い。

怖いことだらけのなかで唯一の光は、嵐が私たちファンのことをたくさん考えてくれていると言う事実だけ。

こんなにも嵐からの愛を実感したのは初めてかもしれない。

毎日毎日悲しんでしまってうじうじしていると友達が「失恋したみたいだね、いつか忘れられるよ」なんて言葉をかけてきた。

これは失恋なんかじゃない。もちろんいま嵐のちょっぴり切ない恋愛ソングなんて聴いてしまったら私と自担とに重ね合わせてしまって涙が出てくるんだけど、この「活動休止」は嵐から嵐への、嵐から私たちファンへのラブレターなんだと思う。こんなにも想われている実感が湧いてるもん。切ないけど。

そしてどんなに苦しくたって辛くたって忘れたいなんて思わない。

嵐を好きでいることで、これから少しは苦しくて辛いことがあるかもしれないけど、嵐を好きになれたこと、こんなにも大切にしたい気持ちはないから絶対に後悔しない。

 

さっき高校の友達から生存確認の電話が来て色々話した。もちろんその子も嵐ファンからしたら外野だ。でも、私のことをよくわかってるから、「何するんだろうね大野くん。海の近くにすみそうだね。あとなんか絵を描いて作品出展しそう」なんてことを言ってくれた。

 

自担が「自由」になれますように。

でも「休止」である以上少しのしがらみが残っている。でも自担はお休みという選択に「甘えた」といっていた。「休止」であることのしがらみに少しホッとしているように感じた。

いつかどこかにいってしまいそうな自担が20年も「嵐」で「アイドル」を続けてくれたこと。長い間私たちの望む「偶像」でい続けてくれたこと。そんな奇跡みたいなことは嵐がこの5人じゃなきゃありえなかったなと強く思ってる。その解釈が嵐本人たちと一致していたことがほんのり嬉しかったり。

きっと自担はとっても嵐が好きだったから。この活動休止が、自担が嵐でいることが嫌になったとかだったら多分絶望しかなかったけど、そうではなかったから。だから「おやすみ」するんだよね。

 

当たり前が当たり前じゃないと気づかせてくれて、改めて私はこんなにも嵐のことが、自担のことがだいすきになっていたんだと気づかせてくれた。

 

これからの2年も自担たちは私にいろんな感情を教えてくれるんだろう。

悲しくて辛くてでもだいすきで楽しくて。

 

私はこの2年間でたくさん嵐に、自担に愛を伝えたい。

本人たちが数字にこだわっていなかったとしても、一番見える形なのは数字だから。

ジャニショで公式写真を全部買おうと思うし、CD/DVDがリリースされるなら全形態買おうと思うし、自担のドラマや映画のBOXは公式から正規の値段で買おうと思う。

 

2021年を迎える瞬間私はどうしているのかな。

起きたらだいすきな人のだいすきな笑顔を見られない朝が来ることが怖いけど、わらって送り出せるかな。

この2年弱を後悔せずに過ごせるように。

明日からは少しでもご飯を食べられて少しでも笑えるように。

 

最後に

私は世界で一番大野智さんがだいすきです。

 

「待ってる」と口に出すことが重荷になってしまったら嫌だと思って伝えられていなかったけど、私たちが「待ってる」って言わないと絶対に帰って来てくれないから。だから貴方をずっと待ってます。他の4人と一緒に。

いつか貴方の選択を私たちに教えてくれる日を待ってます。

貴方が私たちの見えるところから姿を消しても、他の4人の笑顔をみて多分私は笑顔になれるから。

お願いだから最後の瞬間は笑っていてください。この私の気持ちはエゴなのかもしれないけど。それでもだいすきだから。だいすきな人の表情の中で一番だいすきなのは笑顔だから。最後に見せる顔は笑顔にしてください。私も泣かないから。